パリの鉄柵 60 ヨーロッパ広場 – シモーネ ヴェール

サンラザール駅(1837)の高架橋のヨーロッパ広場-シモーネ ヴェール Place de l’Europe – Simone Veil から鉄柵越しに駅構内を見たところ (2022.08.06.)。
駅舎 Gare Saint-Lazare は右奥。左下にノルマンジー地域圏を運行する SNCF Nomad Train の車両が見えている。Passant Lion / Léopard (匍匐ライオン) 2頭がノルマンジーの地域圏旗。

Gare Saint-Lazare / SNCF Nomad Train / Place de l’Europe – Simone Veil

気仙沼産ふかひれの煮込み

リーガロイヤルホテル東京に入っている<皇家龍鳳 >の「気仙沼産ふかひれの煮込み」。
ここのふかひれはお勧めです。

気仙沼産ふかひれの煮込み / 中国料理 皇家龍鳳 / リーガロイヤルホテル東京 / 新宿区戸塚町1丁目

<のだめカンタービレ>のロケ地           ラ ローズ ド フランス 

漫画「のだめカンタービレ」が原作のテレビドラマ「のだめカンタービレ 」(2008)のロケ地、<ラ ホーズ ド フランス La Rose de France>。シテ島のドフィーヌ広場にあるレストラン。
のだめと千秋がクロワッサンを食べながらフランス語の勉強をする場面に使われた。

La Rose de France / Place Dauphine / Île de la Cité / のだめカンタービレ

シャンゼリゼのキャバレー<リド ド パリ> 閉館

   depuis  2001

5月で閉館と耳にしていたシャンゼリゼのキャバレー<リド ド パリ Lido de Paris>に行ってみた (2022.07.21.)ら、75周年の記念フェスティヴァルを行っていた。
12月から Lido2 Paris theatre として再開されたよう。

エジプト太陽神に礼拝する タペレ夫人の石碑

   depuis  2001

古代エジプト第22王朝・23王朝並立時(BC745₋730頃)の石碑の前面、<タペレ夫人の石碑 Stèle de la dame Tapéret>。「タペレは花の形で彼の光線を彼女に照らす太陽神レ Dieu Soleil Re (Re-Horakhty) に祈ります」と案内されている。ルーヴル美術館にて(2022.07.14.)
太陽神 Re-Horakhty は”周りをコブラが囲った太陽の円盤”を冠したハヤブサの頭を持つ男で表される。手に「ヘカの杖 Sceptre Héqa とアンク Ânkh」と「ウアスの杖 Sceptre Ouas と鞭 flagellum」を持つ。
頂部の中心に「2匹のコブラの首にアンクをぶらさげた太陽の円盤」、両側に「天空の神ホルス Horus の目(ハヤブサの目)を表すウェジャットの目 Oeil Oudjat」。
側方には天を支える柱として「上下エジプトの百合の花 Lis、底部に「地上の神ゲブ Geb の頭」。

Stèle de la dame Tapéret / Re-Horakhty / Musée du Louvre

メリシパク2世のクドゥル(境界石) に<星と月と太陽>

kudurru / étoile (Ishtar) / lune (Sin) disque solaire (Shamash) / Musée du Louvre

   depuis  2001

カッシート(バビロニア第3)王 メリシパック2世 (BC 1186-1172) のクドゥル(境界石) kudurru 。
メリシパックが娘のフンヌバット ナンナヤに土地を寄付したことと灌漑用水路を修理したことを記している。
「カルトの香炉」の左側に座っている女神ナンナヤに王が娘を紹介している場面。
その上にイナンナ(イシュタル)を表す八芒星(金星)、ナンナ(シン)を表す月(三日月)、ウツ(シャマシュ)を表す太陽。
バビロニア(シュメール)からエラム(シュトルキッド朝)のスサへ紀元前12世紀に持ち込まれた戦利品で、その上下は削られている。

* スサノオはスサの王という都市伝説がある。

ポンパドール夫人の姿で ルイ15世との<友情>を

L’Amitié sous les traits de Madame de Pompadour (1753) / Jean-Baptiste Pigalle (1714-85) / Musée du Louvre

   depuis  2001

ポンパドール夫人が注文した<友情 ポンパドール夫人の姿で L’Amitié sous les traits de Madame de Pompadour (1753)>。
「友情」の寓意像。ルーヴル美術館所蔵。
彼女 Madame de Pompadour (1721-1764) がルイ15世から譲渡を受けたムードン Meudon の土地に建設したベルビュー城 Château de Bellevue (1750) に置くためにジャン=バティスト・ピガール Jean-Baptiste Pigalle (1714-85) に依頼したもので、ルイ15世像と対になっていたらしい。
足元の四季の花々が(ルイ15世と夫人の)友情は人生の様々な場面で開花することを仄めかしている。

座って編み物をしている羊飼いの女 ミレー

La Tricoteuse ou Une Bergère assise, tricotant (1856) / Jean-François Millet (1814-75) / Musée d’Orsay

ジャン=フランソワ・ミレー Jean-François Millet (1814-75) が描いた<編み物をする女性 La Tricoteuse:座って編み物をしている羊飼いの女 Une Bergère assise, tricotant (1856)>。
美術収集家アーマンド・ドリア Armand Doria (1824-1896) が制作依頼したのではないかとみられている作品。
オルセー美術館所蔵。

カササギ3羽 セーヌ川 と オワーズ川 の合流点で

セーヌ川 La Seine とオワーズ川 L’Oise の合流点付近の河畔、シメ公園 Cours de Chimay で撮ったカササギ Pie 3羽。背景はオワーズ川。つがいで縄張りを持つので親子かと‥

Trois pies au confluent de la Seine et de l’Oise / Conflans-Sainte-Honorine 

コンフラン=サント・オノリーヌ の セーヌ河畔

セーヌ川 La Seine とオワーズ川 L’Oise の合流点に位置するコミューン、コンフラン=サント・オノリーヌ Conflans-Sainte-Honorine のセーヌ川河畔。下流すぐ右からオワーズ川が合流している。
左岸はサン=ジェルマンの森。下流にアンドレジー堰・閘門 Ecluse Andresy。右上の樹はプラタナス。

La Seine / L’Oise / Ecluse Andresy / Conflans-Sainte-Honorine / Forêt domaniale de Saint-Germain

セーヌ川の木々、低木、植物

セーヌ川とオアーズ川の合流点のコミューン、コンフラン=サント・オノリーヌ Conflans-Sainte-Honorine がセーヌ川河畔に置いた看板。
<セーヌ川の木々、低木、植物>を紹介している。
セーヌ川沿川自治体の河川愛護協会、La Seine Partage から「Villes Seine」の称号を得ている。

Les arbres, arbustes et vegetaux de la Seine / Conflans-Sainte-Honorine / Villes Seine

Menthe à feuilles rondes 丸葉ミント
Aulne glutineux ハンの木
Salicaire オカトラノオ (ミソハギサリカリア)
Nenuphar à fleur jaune 黄色い花を持つスイレン
Anthrisque sauvage 野生のアンスリスク
Esparcette à feuilles de vesce レンゲの葉のオノブリキス・ウィキイフォリア
Sureau noir ブラックニワトコ
Roseau アシ
Saule blanc シロヤナギ
Saule pourpre ムラサキヤナギ
Sorbier des oiseleurs ナナカマド
Iris d’eau キショウブ
Frêne commun トネリコ
Plunelier スピノサスモモ

エッフェル塔百態 180 ポンヌフの街燈

ポンヌフの街燈の間にエッフェル塔。
街燈(1853₋55)はヴィクトール・バルタール Victor Baltard (1805-74) による。ネプチューンとイルカ。下には照明用ガスボックス。バルタール様式のレ アールのパヴィリオンで有名。
コンコルド橋の下流、セーヌ川沿いにオルセー美術館。コンコルド橋の上流に架かる河川信号 Signalisation fluviale が多数掛けられているポンデザール Pont des Arts の左岸にフランス学士院とパリ国立高等美術学校 Beaux-Arts de Paris (1816) の展示宮殿 Palais des expositions des Beaux-Arts。
エッフェル塔の右にサント・クロチルド聖堂の尖塔。                                                         2022.07.02.

Tour Eiffel / Lampadaires du Pont Neuf / Musée d’Orsay / Palais des expositions des Beaux-Arts

ポンヌフとサマリテーヌと               サンジェルマン ロクセロワ教会と鐘楼

セーヌ川右派流に架かるポンヌフ(橋)の上流左岸詰めから・・中央と右に2棟のサマリテーヌ Samaritaine (2021リニューアル)、左にサンジェルマン ロクセロワ教会と鐘楼。
ポンヌフ橋の床版には多数のマスカホン(魔除け)、橋上の街燈の装飾はアーバンファニチャー Mobilier urbain のオブジェ。
百貨店サマリテーヌの間、13世紀以来の歴史を持つモネ(貨幣)通り Rue de la Monnaie の奥にサントゥスタッシュ教会が見える。

Samaritaine / Beffroi de l’Église Saint-Germain l’Auxerrois de Paris / Pont Nuef / La Seine

少女 マヤ の 切り絵 ~ パブロ・ピカソ

Fillette (1939-40) / Pablo Picasso (1881-1973) / Collection Macy Hooper

マヤの娘 ディアナ・ウィドマイヤー=ルイス=ピカソ Diana Widmaier-Ruiz-Picasso (1974-) が企画した展示会「マヤ ルイス ピカソ、フィレ デ パブロ Maya Ruiz-Picasso (1935-2022) , fille de Pablo」(2022) で展示されたピカソの作品。
<少女 Fillette (1939-40)>。
切り絵 papier découpé にクレヨンで描いたマヤの姿のようです。
マリーテレーズ Marie-Thérèse Walter (1909-77) とマヤ Maya Widmaier-Picasso (1935-2022) 母子は第2次大戦勃発により、生後住んでいたパリ郊外のル・トロンブレ=シュル=モルドルを出て、ボルドー近郊のリゾート地ロワイヤン Royan に疎開(1939.秋~1941春)していました。その頃のマヤ像です。
Collection Macy Hooper と案内されています。額縁も気に入りました。
* 美術愛好家(コレクター)でも知られる俳優のディカプリオ Leonardo Wilhelm DiCaprio (1974-) がこの作品に興味を示している・・という記事を見た気がする。

髪に人形を付けたマヤの肖像

Portrait de Maya à la poupée dans les cheveux (1943) / Exposition Maya Ruiz-Picasso, fille de Pablo (2022) / Musée National Picasso-Paris

ベラム紙のスパイラル ノート シートに鉛筆書きしたドローウィング、<髪に布人形を付けたマヤの肖像 Portrait de Maya à la poupée dans les cheveux (1943)>。
マヤの娘 ディアナ・ウィドマイヤー=ルイス=ピカソ Diana Widmaier-Ruiz-Picasso (1974-) が企画した展示会「マヤ ルイス ピカソ、フィレ デ パブロ Maya Ruiz-Picasso, fille de Pablo」(2022) で公開されたピカソの作品。

マヤ・ルイス=ピカソ (1935-2022) は展示会終盤の年末に亡くなった。

モノグラム M.T.W.P. / パリのピカソ美術館

Monogramme M.T.W.P. (1944) / Marie-Thérèse Walter / Musée National Picasso-Paris

パリのピカソ美術館で催された(2022)展覧会「マヤ ルイス ピカソ、フィレ デ パブロ」で公開されたモノグラムで、<Monogramme M.T.W.P. (1944)>と案内されていました。マヤが所有していたもの(例えば父から母、父から娘への手紙)の一部かと。薄紙にグヮッシュで描いています。
マヤ ルイス ピカソ:マヤ・ウィドマイヤー=ピカソ Maya Widmaier-Picasso (1935-2022) はパブロ・ピカソとマリー・テレーズ・ワルター Marie-Thérèse Walter (1909-77) との(非嫡出子)娘。
パリ解放(1944年8月)後に関係が悪化する前の新年にピカソがハートPを付けて描いたマヤの母親のモノグラムか、或いは、二人の子であるマヤを意味しているのかもしれません。

バスボトル エヴァ グエレとパブロ ピカソ

La bouteille de Bass (1912-14) / Pablo Picasso (1881-1973) / Eva Gouel (1885-1915) / Ma Jolie / Museo del Novecento Milano

<バスのボトル La bouteille de Bass (1912-14)>はミラノの新世紀(20世紀)美術館 Museo del Novecento Milano が所蔵しています。
当時のピカソのパートナー:エヴァ・グエレ Eva Gouel (1885-1915) を意識して表現したキュービズム Cubisme の作品です。
イギリスビールのバス・ペールエール BASS Pale Ale のボトル、クラブのエース (AS)、ギターと’MA JO’の楽譜 (ハリー フラグソン (1869-1913) のラストソング Dernière chanson) が目に入ります。
MA JO がピカソが他の絵に描き込んだ <Ma Jolie (私のかわいい人)>を連想させる仕掛けになっています。
このような形以外の彼女の肖像画はないとされているようです。

リチャード・ジノリ、ジョ・ポンティ作の壷

Cista <La Conversazione Classica> / Richard Ginori / Gio Ponti / Libero Andreotti / Museo Poldi Pezzoli / Milano

美術評論家ウーゴ・オイエッティ Ugo Ojetti (1871-1946)と妻フェルナンドのためにリチャード・ジノリ Richard Ginori (Ginori 1735) が特別に制作 (1927) したジオ・ポンティとリベロ・アンドレオッティとの共同作品です。
ベースになっているのはシスタ Cista <La Conversazione Classica>で、エトルリアの Cista Ficoroni から得たインスピレーションに基づく形状の容器に、ケルビム(智天使)や動物や建築要素などで装飾を施した家具デザイナ・建築家ジオ・ポンティ Gio Ponti (1891-1979) の作品です。
グリップとサポートの有翼の彫像は彫刻家リベロ・アンドレオッティ Libero Andreotti (1875-1933) によります。
ミラノの<ポルディ・ペッツォーリ美術館 Museo Poldi Pezzoli>にて。

*ジノリ侯爵がイタリア初の白磁の製造に成功(1735)。
フィレンツェのヴェッキオ橋近くの本店で買い集めた食器をいまだに日常使用しています。
現在はグッチ Gucci 傘下(2013)。

チェ・ジウとユ・ジテ と<コルネット吹きの休日>

   depuis  2001

チェ・ジウとユ・ジテ主演の韓流ドラマ「スターの恋人 (2008-09)」は奈良・大阪・神戸でロケ。
周りに北野異人館街の<風見鶏の館><萌黄の館>がある北野町広場を行く二人。
右に黒川晃彦(1946₋)の彫刻<コルネット吹きの休日(1993)>。

チェ・ジウとユ・ジテ / コルネット吹きの休日

平川門交差点からの夜景

内堀通り(環状1号線)と白山通りに面して一橋徳川家屋敷跡に建つ丸紅東京本社ビル (2021)。右正面に将門塚のある姫路藩上屋敷跡に建つ「Otemachi One (2020)」、「大手町ホトリア (2017)」など。右の暗闇は皇居東御苑。
2022.01.10. 「打ち初め」に学士会館へ行った帰りに。

平川門交差点からの夜景 / 千代田区大手町1丁目

ルイ・ヴィトンと草間彌生のコラボ / 松屋銀座の外壁

<松屋銀座>の外壁を使った「ルイ・ヴィトン」と「草間彌生」のコラボレーション広告。
ルイ・ヴィトン本店でのコラボは・・

<松屋銀座>の外壁を使った「ルイヴィトン」と「草間彌生」のコラボレーション / 中央区銀座3丁目

銀座 和光 WAKO の門松

   depuis  2001

銀座 和光 WAKO の門松です。藁だけの注連飾りが付いてます。
銀座通りの門松は「寸胴」です。長尺が内側の「出飾り」になっています。「迎え飾り」は見当たりませんでした。

銀座 和光 WAKO の門松 / 中央区銀座4丁目

5130

夫婦の貞節の象徴 アザミを持ったデューラーの肖像

Portrait de l’artiste tenant un chardon (1493) / Albrecht Dürer (1471₋1528) / Musée du Louvre

   depuis  2001

ラファエロやダ・ヴィンチと同時代を生きたアルブレヒト・デューラー Albrecht Dürer (1471₋1528) の作品<アザミを持った芸術家の肖像 Portrait de l’artiste tenant un chardon (1493)>。
ルーヴル美術館にて (2015.01.04.)。
アザミは夫婦の貞節の象徴とされ、この絵はストラスブールで描いたデューラーの婚約の肖像画だと見られている。
友人からの情報に基づく木版画のインドサイは<デューラーのサイ Rhinoceros (1515)>として有名。

ルッジエーロ・ジュゼッペ・ボスコヴィッチの記念碑

Monumento Ruggiero Giuseppe Boscovich / Giardini Indro Montanelli /Milano

<ルッジエーロ・ジュゼッペ・ボスコヴィッチの記念碑 Monumento Ruggiero Giuseppe Boscovich (1711-87)> 。彼はクロアチア生まれの天文学・物理学・数学・哲学などマルチ人間でミラノで没した。
いち早くニュートンの重力理論を受け入れた学者。原子論やニーチェにも影響を与えたとされる。
地球儀に肘をついた、イヴァン・メシュトロヴィッチ Ivan Meštrović (1883₋1962) 作の記念碑はミラノのモンタネッリ公園 Giardini Indro Montanelli にあり、後方はミラノのプラネタリウム。

2022.10.07.

カフェ アラン・デュカス

   depuis  2001

アラン・デュカス Alain Ducasse (1956-) のカフェ<カフェ アラン・デュカス Le Café Alain Ducasse>。
バスティーユ広場近くのお店 La Manufacture de Café にて。2022.10.06.
ショコラは<ショコラ アラン・デュカス Chocolat Alain Ducasse>。テーブルの古さも製造所らしくて。
彼はプラザアテネのミシュラン三つ星レストランなどで知られるシェフ。

Café Alain Ducasse / Chocolat Alain Ducasse / Manufacture de Café Alain Ducasse & 1895 Coffee Designers