パリは憶えています Paris se souvient

パリでのユダヤ人の大量(13,152人)検挙事件<ヴェロドローム・ディヴェール事件 Rafle du Vélodrome d’Hiver>は1942年7月16日から17日に実行された。
パリ市庁舎中央には2024 PARIS 五輪のオブジェ、その上にはパリの市章⁽紋章⁾をフランス国旗とウクライナ国旗が包んでいる。

 Rafle du Vélodrome d’Hiver / 16 et 17 Juillet 1942 / Paris se souvient / Hôtel de Ville de Paris

パリの市章 / ピエール アルビゼット中学校

Blason de Paris / Collège Pierre Alviset / Rue Monge

モンジュ通りに面した「コレージュ(中学校) ピエール アルビゼット Collège Pierre Alviset 」にみられるパリの市章(紋章)。
ピエール アルビゼット Pierre Alviset (1924-44) は地元5区出身のソルボンヌ大学の学生レジスタンスで20歳の若さで親衛隊の拷問を受け銃殺された。

* 自由を勝ち取るための犠牲の数々。
紋章の頂部にある城壁は自由都市の象徴。
ウクライナに栄光を。

パリ市の紋章 / カルナヴァレ美術館にて

   depuis  2001

Les Armoiries de Paris aujourd’hui / Musée Carnavalet

1949年以来のパリ市の紋章 Les Armoiries de Paris aujourd’hui 。
Timbre(刻印) には自由都市の自治を示す城壁冠 couronne murale 。
Devise(標語) には<揺蕩えども沈まず Il est battu par les flots mais ne sombre pas>。
Chef(頭) にフルールドリス、Écu(盾) に帆一枚の帆船、Soutien(支え) は左にオーク、右に月桂樹。
Décoration(勲章) は中央にレジオンヌドヌール勲章 Légion d’honneur、左にリベラシオン(解放)勲章 Croix de la Libération、右に従軍(1939-45)十字章 Croix de guerre 。

ソルボンヌのペリスタイルの階段を飾るパリ市章

Blason de Paris / Escalier des Sciences / Péristyle / Sorbonne-Université de Paris

ソルボンヌのペリスタイルの上下層を繋ぐ二基(科学と文学)の階段は1889年当時に大学を有していた都市の紋章で飾られている。
パリ市の紋章は科学の階段にある。

ソルボンヌのペリスタイルにパリ市章のステンドグラス

Blason de Paris / Péristyle haut / Sorbonne-Université de Paris

ソルボンヌのペリスタイルの天井中央にパリ市章を描いたステンドグラスがある。ペリスタイルの地上階 Péristyle bas からも見通せる仕掛けになっている。
現在の新ソルボンヌの建物(1884-1901)の内この部分はフランス革命100周年に間に合わせた。
リボンに1889の文字がある。上段には Académie de Paris 、下段には揺蕩えども沈まず。

カルナヴァレ美術館を訪れた

Musée Carnavalet / Caryatid / Entablature

   depuis  2001

リニューアルオープンした (2021.05.) ばかりのカルナヴァレ美術館を訪れた。Covid-19 のため予約が必要。係員が館外で予約を確認後、Covid Pass の提示を求める。スマホは非常に便利、パリでは欠かせない。
古いところが魅力と思っていたMusée Carnavaletは最新鋭の美術館に生まれ変わっていた。
中庭西面にあるマリアンヌとパリの市章。カリアティード Caryatid がエンタブラチュア Entablature を支えている。