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リヴォリ通りの英語書店<Smith & Son>の一階で・・
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リヴォリ通りの英語書店<Smith & Son>の一階で・・
ポンヌフ Pont Nuef (1578-1607) の公共照明は1854年からガス灯として始まった。
ガス灯の管理口を隠す装飾が今も残っている。
急激に観光客が増えていたサン=ルイ島で、古くからの店が土産物店に置き換わって魅力が薄れたように思えた。行きつけだったアート ギャラリーも姿を消した。
修復工事中だったサン ルイ アン リル教会 Église Saint-Louis-en-l’Île (1624-1726) に13年ぶりに入ってみた。
E. Miller の作とされるサン=ルイの立像。「私たちを守ってください。私たちの声を聞いてください。」と願いが台座に書かれていて、献花されている。
リュクサンブール宮殿 フランス上院の国家使者の間 Salon des Messagers d’État に置かれています。
ルイ16世がルイ=フィリップ・ムーシー Louis-Philippe Mouchy (1734-1801) に制作を命じた<沈黙の神又は秘密の神 ハルポクラテス Statue d’Harpocrate, dieu du silence ou du secre (1789)>。
外交上の秘密は口外するなの暗喩です。
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パリのルイ・ヴィトン本部前に画家<草間彌生の巨像>が置かれ、本部建物に水玉を描いています。
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国民議会 Assemblée nationale française があるブルボン宮の「ジャルダン デ キャトル コロンヌ Jardin des quatre colonnes」に置かれている<モンテスキューの座像 Montesquieu (1912)>。アルフォンス・デュミラトル Alphonse Dumilatre (1844-1928) の作品。
モンテスキュー (1689-1755) は三権分立を提唱した「法の精神 De l’esprit des lois」を著した啓蒙主義の哲学者で社会学の先駆者。
ボルドーのカンコンス広場にある立像。
ポーランド生まれの彫刻家マリア・パパ・ロストコフスカ Maria Papa Rostkowska (1923-2008) の作品<幸福の約束 Promesse de bonheur (1995)>。フランスの国民議会の議場待合室 Salle des Pas-Perdus のデッキに置かれている(2011)。ホワイト カラーラ大理石製。2021.09.18.
オペラ広場と9月4日通り交差点の壁に貼られた浅浮彫<ファウヌス と バカンテ Faune et bacchante (1934)>、レオン・ドリヴィエ Léon Ernest Drivier (1878-1951) の作品。
何時も人通りがすごくて写真が撮れないのだが・・
ローマ神話の牧神ファウヌス Faune は古代ギリシャ以前の古い神パン Pan (半人半山羊)に繋がる神とされるが、この像では山羊の角があるだけ。
バッカスの巫女バカンテは右側下に後ろ姿で。
フランスの菓子パン、ブリオッシュBriocheを扱う店ブリオッシュ ドレ。
アダムとイヴのリンゴ、パリス(アレクサンダー)がアフロディーテに与えたリンゴ、ニュートンのリンゴに次ぐ4番目のリンゴ:シャルル・フーリエのリンゴ。
ヴィジュアルアーティストのフランク・スクルティ Franck Scurti (1965-) の作品<4番目のリンゴ La Quatrième Pomme (2011)>はユートピア的社会主義の哲学者シャルル・フーリエ Charles Fourier (1772-1837) へのオマージュ。
この台座の上にはÉmile Derré (1867-1938) 作の記念碑 Monument à Charles Fourier (1899) があったが、第2次大戦時に供出された。
フーリエが眠るモンマルトル墓地の近く、クリシー大通りに置かれている。2022.08.06.
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<アルジェリア戦争とモロッコとチュニジアの戦闘の国立記念碑 1952-1962>横からのエッフェル塔。
記念碑はブランリ河岸を構成するプロムナードブランリ河岸に置かれている。
左は一段低くなったブランリ(河岸)通り。
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レジオンドヌール宮殿:サルム館 Hôtel de Salm のスフィンクス。1871年の火災後に加えられた。
鋳鉄製で台座にFONDU PAR JJ DUCEL & FILS の刻印がある。Jean-Jacques Ducel (1801-77) はデュセル鋳造所(1823-78)の二代目で彫刻家でもあった。
ヴァンセンヌのノートルダム教会 Église Notre-Dame de Vincennes 前のエグリーズ広場に置かれている彫像<鐘の音 La Voix Des Cloches (1950)>、ヴァンセンヌにアトリエを構えていた Eugène René Aesal (1884-1972) の作品。
朝・昼・夕、鐘の音に従って行われる「お告げの祈り Angelus」を刻んだもの。
ミレーの<晩鐘(お告げの祈り)>が有名。
オリジナルのブロンズ像(1930)は占領下で供出・溶融されたが、解放後石造で再現された。
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セーヌ川左岸のイエナ橋 Pont d’Iéna 上流側橋柱を飾る<ガリアの騎手 Cavalier gaulois (1853)>、オーギュスト・プレオー Auguste Préault (1809-79) の作品。イエナ橋拡幅時 (1935) までは下流側にあったらしい。
右岸側にシャイヨー宮 (1937) 、手前にエッフェル塔 (1889) 。Batobus(Toue Eiffel) と Bateaux Parisiens の乗降場への階段。
オルセー美術館はパリ万博1900のために建設されたパリ・オルレアン鉄道のオルセー駅 Gare d’Orsay / Gare d’Orléans を転用したもの (1986)。
コーニス Corniche (雨除けの突出部)の上に載った手前から(オルレアンから三方向の大都市)ボルドー、トゥルーズ、ナントの3都市の寓意像を見たところ。
それぞれ、ジャン=バティスト・ユーグ Jean-Baptiste Hugues (1849-1930)、ローラン・マルケスト Laurent Marqueste (1848-1920)、ジャン=アントワーヌ・アンジャルベール Jean-Antoine Injalbert (1845-1933) の作品。
右下にセーヌ川に架かるレオポール・セダール・サンゴール人道橋とチュイルリー公園の緑が見えている。2021.09.05.
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カルーゼル広場の車道側越しにエッフェル塔。カルーゼル凱旋門とその右にアントワーヌ・フランソワ・ジェラール Antoine-François Gérard (1760-1843) 作の彫像<勝利を収めたフランス La France victorieuse (1814)>。
パリ交通公団 RATP が運行する TO-OT BUS と路線バスが目の前を左右に通過中。
ラピテース(族)の王ペイリトオス Pirithoos の結婚式に招待された半人半馬のケンタウルス Centaure が花嫁のヒッポダミア Hippodamie を略奪しようとしているところ。
これが故で起こった戦いに敗れたケンタウルスはテッサリアから追放される。ギリシャ神話。
ギュスターヴ・クラウク Gustave Crauk (1827-1905) の作品<ケンタウルスの戦い Le Combat du centaure (1900)>。ボナパルト通りに面したパリ6区市庁舎の中庭で観れる。
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カトゥルー将軍広場 Place du Général Catroux に置かれたモニュメントの一つ<アレクサンドル・デュマ・フィスの記念碑 Monument à Alexandre Dumas fils (1906)>。ルネ・ド・サン・マルソー René de Saint-Marceaux (1845-1915) の作品。2012.08.02.
モンテクリスト伯の作者アレクサンドル・デュマ・ペールの息子アレクサンドル・デュマ・フィス Alexandre Dumas fils (1824-95) の出世作は「椿姫 La Dame aux camélias」1848小説・1849戯曲・1850上演。高級娼婦 / クルチザンヌのマリー・デュプレシ Marie Duplessis (1824-47) と自身との恋物語。
「コーカサスサワグルミ」の樹の下で弓を持つ女性射手はギリシャ神話の女性部族アマゾーヌ Amazones の乙女。処女だけが戦士だったとされる。ピエール・ヴィグルー Pierre Vigoureux (1884-1965) のブロンズ作品<アマゾーン Amazone (1927)>。
食用としてジャガイモをフランスに定着させたのは食品化学と農業生物学のパイオニアとされるアントワーヌ・パルマンティエ Antoine Augustin Parmentier (1737-1813) 。
フランス革命の遠因にもなった七年戦争 (1756-63) でプロイセンの捕虜となった経験からジャガイモの栄養学的研究をし、瘦せ地や天候不良に強いジャガイモの食用普及に努めた。アッシ・パルマンティエ hachis Parmentier:ジャガイモ料理。
パリ大学薬学部のキャンパスに置かれた顕彰碑 Monument à Parmentier (1866) ではジャガイモを持ち、研究対象だったモロコシ、麦、栗、芥子などが置かれている。
ピエール・エベール Pierre Hébert (1804-1869) による:<Statue d’Antoine Parmentier>。
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イエナ広場 Place d’Iéna に面した経済社会環境理事会の前庭(イエナ宮殿 Palais d’Iéna)に置かれている彫像。
ヌーヴォー・リアリズムの創始者であるマルシャル・レイス Martial Raysse (1936-) による<国土と平和あるいは思索の誕生 Sol et Colombe ou La naissance de la Pensée (1992)>と題される作品。広場を向く男性は正義の杖と知識の球を持っている。台座は八芒星。マロニエの並木が美しい。2017.08.09.
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ローマの戦士と彼の馬 Cavalier romain et son cheval (1853)(ルイ-ジョセフ・ドーマス Louis-Joseph Daumas (1801-87) 作)とエッフェル塔の回転木馬 Carrousel de la Tour Eiffel 。
エッフェル塔(左側)の前、セーヌ川に架かるイエナ橋の左岸橋柱と河岸のパラペットの向こうにカルーゼル。
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アントワーヌ・ブールデル Antoine Bourdelle (1861-1929) 作の<La France (1922)>のパーツ「知恵の蛇」。ブールデル美術館のロービーに置かれている (2013.08.22.) 。
ラ・フランスを正面から見ると右半分は戦争の女神パラス・アテナ Pallas Athénée の後方にあるので見えない。
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第1次大戦においてフランスを支援したアメリカ軍に対しての感謝を込めたアントワーヌ・ブールデル Antoine Bourdelle (1861-1929) の作品<La France (1922)>。
アメリカ軍が上陸したガロンヌ川河口の港町ル・ヴェルドン=シュル=メール Le Verdon-sur-Mer で、遠望して援軍(参戦)の到着を待つ (2017) フランスを戦争の女神パラス・アテナ Pallas Athénée で表現した。右側に盾を左側に知恵の蛇を置き、右手に平和を表すオリーブを巻いた槍を持つのは全てアテナ神のアトリビュート。
パレ・ド・トーキョー Palais de Tokyo の前庭に置かれているのは同じ鋳型での4番目の彫像で、第2次大戦での”6月18日の呼びかけ Appel du 18 Juin (レジスタンス)”と”自由フランス軍 Combattants de la France Libre”を忘れないための記念碑として使われている (1948) 。
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アルルのローマ劇場跡:アルルの古代劇場で発見された (1651) <アルルのヴィーナス Vénus d’Arles:アルルのヴィーナスとして知られるアフロディーテ Aphrodite dite Vénus d’Arles>。
ギリシャの彫刻家プラクシテレス (BC 395₋326) に帰着するアフロディーテ像:テスピエスのアフロディーテ (BC 360頃) のローマンコピーではないかとされている。
フランソワ・ジラルドン François Girardon (1628-1715) がルイ14世の命を受けて修復し、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間に置かれた (1685₋1797) 。アフロディーテを示すリンゴと右腕と左前腕は追加された。
ギリシャ神話の神々の女王ヘーラー・知恵の女神アテーナー・愛と美の女神アプロディーテーの三美神の美を審判した”パリスの審判”で勝利して得たリンゴを右手に掲げ左手に持った鏡(柄のみ)に映して見ているアプロディーテー:ローマ神話ではヴィーナス。
奥の人だかりの場所には<ミロのヴィーナス Vénus de Miro>が置かれている。
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勝利あるいは不滅の女神 と サン・ジャックの塔を視点をずらして・・間にポンピドーセンターが見える。右側の建物はパリ市立劇場。
サン・ジャックの塔 の屋上には左から、サン・ジャック Saint Jacques le Majeur、鷲、天使、ライオン、雄牛の像が見えている。四隅に置かれた像はヨハネ、マタイ、マルコ、ルカの4伝道師のアトリビュート。
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シャトレ広場に置かれた”ヤシの泉あるいは勝利の泉”の頂上で金色に輝く<勝利あるいは不滅の女神 Victoire, ou L’Immortalité (1808)>と<サン・ジャックの塔 Tour Saint-Jacques>。 2010.08.02.
塔の上にはサン・ジャック Saint Jacques le Majeur が巡礼衣装を身に着けてサンティアゴ・デ・コンポステーラを望んでいる。4隅には福音のシンボルである雄牛:ルカ、天使:マタイ、鷲:ヨハネ、(ライオン:マルコ) が付いている。Jean-Louis Chenillon (1810-75) の作品。
* トランプ大統領の別れの挨拶<Farewell Address of President Donald J. Trump>を聞いた。日本時間で明日午前2時で任期が終わる。
* We will see you soon. Joe,You know I won.
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ルイ=シモン・ボワゾ Louis Simon Boizot (1743-1809) の彫像<勝利又は不滅 Victoire, ou L’Immortalité (1808)>が置かれているカルナヴァレ美術館の中庭。
手入れの行き届いた夏の花で飾られて美しい (2016.08.09.)。
シャトレ広場のモニュメント”勝利の噴水 (椰子の木の噴水)”の頂部に置かれている彫像のオリジナル。